Last updated 4th January 2005
SONY CSL COGNITIVE SCIENCE LABは、東工大との連携研究室をその一部に含んでいます。
東京工業大学 茂木研究室(指導:茂木健一郎 客員助教授)では、現在、博士2年(柳川君、小俣君、須藤さん)、博士1年(恩蔵さん、関根君)、修士2年(田辺さん、正式所属、中村清彦研究室)の6人が脳科学、認知科学の研究を進めています。また、東工大研究室を含むSONY CSLの認知科学ラボでは、田谷文彦君(大阪大学医学部大学院、脳科学)を加えた全部で7人がいろいろやっています。また、自立した研究員として、Zhangさんがいます。OBとして、長島くんと光藤くんがいます。
現在、毎週1回のseminar (The Brain Club)をしたり、Principles of Neural Science (Kandel)の読み込みをしたり、独自の構想に基づいて研究を進めています。
<<ただいま、大幅更新中! 研究発表などについては、更新をお待ちください>>
それぞれのテーマは次のようになっています。
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柳川透 猿のMT野のニューロンの活動の解析と、神経系における揺らぎと動的適応性の関係
2002年8月のEuropean Conference of Visual Perception(Glasgow, U.K.)で発表 abstract
2003年11月のSociety for Neuroscience Meetingで発表
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小俣圭 McGurk効果 2002年6月のASSC6(Barcelona, Spain)で発表 abstract
Society for Neuroscience meeting 2004 (San Diego)
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恩蔵絢子 不確定な環境下における情動のメカニズム
ASSC 6 (2003年6月、Memphis, U.S.A.)で発表
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須藤珠水 幼児における言語発達
International Society for Neuropsychology (2003年2月、Honolulu, Hawaii)で発表
International Conference on Cognitive Sciences (2003年7月、Sydney)で発表 Paper
Society for Neuroscience meeting 2004 (San Diego)
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関根崇泰 指の空間定位の錯覚を用いたボディ・イメージの研究
ASSC 6 (2003年6月、Memphis, U.S.A.)で発表
Society for Neuroscience meeting 2004 (San Diego)
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田辺史子 記憶のメカニズム、とりわけエピソード記憶
ASSC 7(Antwerp, Belgium)で発表
Society for Neuroscience meeting 2004 (San Diego)
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田谷文彦 両眼視野闘争、Visual Awareness。脳のシステム論。2003年、茂木健一郎とともにブルーバックス「脳とコンピュータはどう違うか」を執筆。
ASSC 6 (2003年6月、Memphis, U.S.A.)で発表
Society for Neuroscience meeting 2004 (San Diego)
その他、いっぱい発表。
The Variable and Invariable in perception.
Detailed pattern of ocular dominance in binocular rivalry revealed by spatio-temporal sampling.
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Zhang Qi fMRIを用いた、Volume Perceptionの錯視の研究を進めています。
Society for Neuroscience meeting. New Orleans (2003年11月)で発表
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OBたち
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光藤雄一 (現 電気通信大学) 眼球反射を利用したUser Interfaceの開発。User as Interfaceのメタファー
たくさん発表。
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長島久幸(現 本田技研工業) Data Gloveを用いたMicroslipの統計解析
2002年11月のSociety for Neuroscience Meeting(Florida, U.S.A.)で発表 abstract
Characteristic curvature change in "microslips" in everyday action. (preprint)
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このようなメンバーが、ソニーCSLの恵まれた研究環境と、東京工業大学知能システム科学専攻の優れた教育環境を組み合わせて、ユニークで最先端の研究を進めています
東工大の客員研究室では、平成17年度も、修士課程の学生を募集する可能性がありますので、お問い合わせください。
共同研究をしている研究室